地球規模の温暖化が起きている中で、人間の身体は、どんどん低体温化している事をご存知でしょうか?低体温とは、平熱が36,5℃以下であるということです。体温が1℃下がると、免疫に関する白血球が30%低下し、基礎代謝力も10%低下するといわれてます。
また、低体温が常態化した身体は様々な病気を引き起こします。アトピー・婦人科系疾患・自己免疫系疾患等等、その最たる病気がガンではないでしょうか?
ガン細胞とは、そもそも自らの正常細胞です。決して外から取り入れた物ではないのです。
日々生活していく中で、細胞は様々なストレスを受けています。例えば、熱・寒冷・病気・疲労・紫外線や放射線などの物質的・化学的刺激や精神的刺激などです。
このような刺激によって、正常なタンパク質の構造に異常が起きたり、異常になったタンパク質同士が凝固してしまう事が、身体を疲弊させ、やがて病気へと導かれていきます。
ただし、人間の身体にはそのようなストレスを受けても、常に身体を正常に保とうとする力が備わっています。自己免疫力とか、自己治癒力という言葉で表現されています。
自己免疫力や自己治癒力を高める方法は様々です。例えば、玄米菜食という食事療法や湯治のような温泉療法、継続的な軽い有酸素運動療法、鍼灸や指圧、アロマセラピー等があります。
最近の研究で、免疫力や自己治癒力に影響を与えているタンパク質が、どんな生物(植物にも動物にも)にも、細胞内にはあることが知られています。
それが、HSP~ヒートショックプロテイン~熱ストレスタンパクと呼ばれているタンパク質です。
続きは次回に