花粉症と腸官免疫機能の改善
 
 
なぜ花粉症になるの?
 ・食生活の欧米化
==肉や乳製品のとりすぎ、食物繊維の不足、精製食品(白米など)、食べすぎ運動不足。インスタント食品によるビタミン・ミネラル不足。
 ・大気汚染
==工業の発展、自動車の増加による排気ガス
 
・拡大造林政策
==建築材として需要があって植林されたスギが、切り出されなくなった。輸入材の方が安価になったことも一因。

・免疫力の低下や低体温
・遺伝
==昭和30年~40年頃からアレルギー疾患が増加。アレルギー疾患を持つ両親の子供達は80%の確立でやはりアレルギー疾患にかかりやすくなる

・ストレスや夜型生活、冷暖房完備による自律神経の乱れ
 
 
 
 残念ながらアレルギー疾患の症状が出てしまった場合には、アレルギー物質からなるべく遠ざかり、鼻水・鼻づまり・くしゃみ等の不快症状に対処療法で(薬を飲むなど)対応している方がほとんどです。
 
近年では、花粉症のようなアレルギー疾患は腸管免疫機能の低下や乱れではないのかという見解が出てきています。
 
腸官免疫機能とは、人間の体の免疫細胞の60%以上は腸管(小腸)にあるとされています。

口から入った食べ物が、小腸で消化吸収される時に、自分の体にとって、病原菌や化学物質等の異物ではないのかという判断をするところです。

 
このような免疫機能を持つ腸管の粘膜の状態を改善していくことがアレルギー疾患や他の病気にも有効な療法であるのではと期待されています。

●●●腸管免疫機能をUPする方法●●●
①食生活の改善
例えば、
玄米や雑穀を週に2~3回取り入れてみる。

野菜・きのこ・海藻たっぷりの食べる味噌汁を作る。

インスタント食品を食べ過ぎると亜鉛不足になるので、なるべくなら控えるかシジミやアサリ等の小さな貝やレバーを良く食べる。
発酵食品を積極的にとって、腸内環境の善玉菌と悪玉菌のバランスを整える。プロバイオテクスのヨーグルト、納豆、ミソ、しょう油、キムチ漬けや手作りぬか漬け等を偏らないで食べる。

βカロチン(緑黄色野菜)・リコピン(トマト)・カテキン(緑茶)・イソフラボン(大豆製品)・アントシアニン(ブルーベリー)・ゴマリグナム(ゴマ)・クルクミン(ショウガ)。。。。。これらは全てポリフェノールと呼ばれている成分です。いろいろな種類の抗酸化物質を食事に取り入れる。あくまでもサプリメントは補助的・緊急的に使う。

甘いもの冷たいものは極力控える、温かい食べ物や温め食材をよく使う。
東洋医学では。。。花粉症は 『水毒』 の状態

 鼻水・くしゃみ・涙など絶えず体から水があふれ出す異常反応で、花粉やホコリで鼻や目が刺激され、それをきっかけに余分な水分があふれてくると考えます。
 排泄されない余分な水分が 『体の冷え』 となり、体液の流れを悪くしています。また、このような症状の方は、慢性的に運動不足の方によくみられます。
 また腹筋が弱ると、腸が下垂して冷えやすくなるため腸管免疫力が下がってしまいます。
 水を1日2リットル飲む健康法も、きちんと余分な水分を排泄できない方には、かえって逆効果になります。
花粉症やその他のアレルギー疾患には。。。

 『病は気から』とはよく云いますが、昔は『病は口から』ともよく云っていたそうです。
 口から食べることが最後の消化吸収の腸までつながっていて、それが私達の健康・不健康を左右するとなると食事というのは大切に考えなければならないです。
 
 腸管免疫力をUPさせ、アレルギー体質を根本から治していくために。。。
 
 ㊀腸管の粘膜状態を改善する食事をする

 ㊁腸を常に温めておくこと

 体内の60~70%の免疫細胞が存在する腸管が元気になるということ=免疫力UP の近道!!免疫力とは、病気に対する総合力!!なんですね。
 
 
 
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